ポケットWi-Fiの通信制限とその解除方法について解説しています。
なぜ通信制限が必要なのかなど、知識や通信制限の対策方法などにも触れています。
ぜひご覧ください。
ポケットWi-Fiは契約で通信量が決められており、通信量を超えてしまうと制限がかかります。
この通信制限はインターネット回線を守るために必要なものであるため、
契約上無制限とされているものでも、実際は使用できる通信量が決められています。
ポケットWi-Fiの通信制限を受けないようにするには、
通信制限を防ぐ方法を知っておかなくてはなりません。
ポケットWi-Fiの通信制限がかかる理由・通信制限の解除方法・回避する方法を解説します。
この記事の目次
ポケットWi-Fiの通信制限とは
ポケットWi-FiをはじめとしたWi-Fiには、通信容量が設定されています。この通信容量を超えたときに発生するのが、通信制限です。
通信制限が発生すると以下の通信に制限が入り、動作が遅くなります。
【通信制限の影響を受ける動作】
・WEBサイトの表示速度
・画像や動画の読み込み
・アプリ起動や動作
発生すると厄介な通信制限ですが、ネットの通信料を守るには必要な制限でもあります。
そのため、現在はどのポケットWi-Fiにも通信制限が設けられています。
1-1. 通信制限が行われる理由
通信制限は、ネットの通信料を守るために行われます。ネットの通信料は有限で、ネットを利用するすべての人が平等に通信を利用するには、
利用量の多い人に制限をかける必要があります。
制限がない場合、一部のヘビーユーザーがネットの通信料を膨大に使用し、
ほかの人達がネットを利用できなくなってしまいます。
通信制限はこれを防ぐために設けられています。
1-2. 通信制限なしのポケットWi-Fiにも制限がある?
しかし、ポケットWi-Fiの情報を集めていると古いプランなどに「通信制限なし」と表記されたプランを見たことがある方もいるかもしれません。
これは、2019年にdocomo・au・SoftBankの大手3社の回線を使える
「クラウドSIM」と呼ばれる技術を搭載した完全無制限で使えるポケットWi-Fiサービスです。
最初は問題なく利用できていましたが、
2020年に一部ユーザーが回線を過剰に利用したことで、
回線がパンクし、大規模な通信障害が起きました。
この影響を受けて、現在は完全無制限のポケットWi-Fiプランは新規受付を行っていません。
現在は、大容量プランや使用可能期間による制限を行うことで対応しています。
通信制限には3つのタイプがある
現在は通信制限が設けられているポケットWi-Fiですが、この通信制限には3つのタイプがあります。
【通信制限の3つのタイプ】
・短期間の容量上限が決められているタイプ
・月内で容量上限が決められているタイプ
・決められたエリア内では無制限で使えるタイプ
先ほど解説した通信無制限タイプの代わりに用意されるようになったのが、
短期間で使用可能容量が決められているタイプです。
「3日10GB」などの形で、短期間内で通信制限を設けることでひと月内の使用量を定めないようにしています。
決められた容量を短期間で超えてしまうと速度制限がかかりますが、
速度制限がかかる期間も数日間と限定されているのが特徴です。
月内で容量上限が決められているタイプは、一般的なポケットWi-Fiによく採用されています。
1ヶ月で使用できる容量があらかじめ決められており、これを超えた月の間はずっと速度制限がかかります。
プランごとに容量が違うため、契約の際には注意が必要です。
最後のエリア内は無制限で使えるタイプですが、
これは回線が使えるエリアがあらかじめ決められているタイプです。
これは回線が使えるエリアがあらかじめ決められているタイプです。
このタイプは、回線エリア内であれば無制限で使えます。
しかし、エリア外での使用では使用量が決められており、
これを超えると速度制限がかかります。 速度制限は、それぞれ契約するキャリアやプランにより制限のかかり方が違います。
ポケットWi-Fiを契約する際は、注意しましょう。
通信制限の解除方法
速度制限を解除する方法は、以下の3つの方法があります。【速度制限の解除方法】
・制限解除まで待つ
・データを追記購入する
・無料Wi-Fiを利用する
それぞれの方法について解説します。
3-1. 制限解除まで待つ
通信制限はどれも解除される期間が決められています。期間を過ぎれば通常と同じように活用できるため、制限期間を抜ければ解除できます。
契約するキャリアやプランにより期間は変わりますが、
何もしないで速度制限を解除したい場合は、この方法をとるのが一般的です。
3-2. データを追加購入する
ポケットWi-Fiの中には、通信データを追加購入できるプランもあります。このプランに加入している場合は、通信制限に引っかかっても有料データを購入すれば購入分のデータ内であれば普段と同じように利用可能です。
しかし、この方法はデータを追加購入できないポケットWi-Fiでは使えません。
データの追加購入の必要がある場合は、追加購入できるプラン化を確認してからポケットWi-Fiを契約しましょう。
3-3. 無料Wi-Fiスポットを利用する
お店や施設の中には、無料のWi-Fiスポットがあり、誰でも使えるようになっています。この無料Wi-Fiスポットを使えば速度制限がかかっていても、いつもどおりのネット利用が可能です。
しかし、無料Wi-Fiは通信の安定性やセキュリティ面が弱く、
通信が細切れに途切れる・ネットを使った犯罪に巻き込まれる可能性があるなどのリスクもあります。
通信の快適性やセキュリティ面が気になる方には、あまりおすすめできない方法です。
通信制限を避けるならポケットWi-Fiの使い分けも検討しよう
仕事などでポケットWi-Fiを使用する場合、仕事用のポケットWi-Fiを用意すれば、プライベート回線の通信制限を予防できます。 複数の回線を契約するためその分のお金はかかりますが、
使用内容に合わせて契約する通信容量を適切に選べば料金面での負担は最小限に抑えられます。
通信制限を避けたいなら、使用目的によりポケットWi-Fiを使い分けることも検討しましょう。
ビジネス用のポケットWi-Fiなら「VWS Wi-Fi」がおすすめ
ビジネス用のポケットWi-Fiでおすすめなのが「VWS Wi-Fi」です。「VWS Wi-Fi」は、以下3つのプランと料金から選べます。
【「VWS Wi-Fi」の3つのプラン】
・20GB 月額2,970円(税込)
・50GB 月額4,950円(税込)
・無制限(一日3GB制限) 月額7,590円(税込)
仕事で利用する場合もプライベートで利用する場合も、それぞれプランを選べるため、お得です。
契約は最低2か月からできるうえに、申し込みから最短翌日到着で利用できるため、
急きょポケットWi-Fiが必要になった場合でも安心して活用できます。
ポケットWi-Fiの通信制限が気になる方、
通信制限対策としてポケットWi-Fiの複数持ちを検討されている方は、ぜひ「VWS Wi-Fi」 をご利用ください。