チーミングとは

チーミング「teaming」は、英語の動詞「team」の動名詞形です。
ハーバード大学の教授であるエイミー・C・エドモンドソン氏が、著書『チームが機能するとはどういうことか』（2014年発行）で提唱しました。

チーミングは、絶え間なくチームワークの構築と最適化を図り、実践を重ねることを指します。
取り組みが成功すれば厳しい条件下でもチームワークが機能し、安定した高いパフォーマンスが期待できるでしょう。

しかし、なぜチーミングが注目を集めるようになったのか疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その主な理由として、ワークスタイルの変化が挙げられます。



オフィスへ実際に出社しコミュニケーションを取りながら働く従来のスタイルを脱却し、現在はテレワークを導入する企業も増えてきています。
ワークスタイルが変化し、以前よりもチームとしての一体感を保ちにくくなっているのが現状です。
そこで、理想的なチームのあり方・適切な環境を構築するために、「チーミング」が注目されているのです。

チーミングを成功に導く4つのポイント

せっかくチーミングを導入するなら、その目的を達成しよりよいチームを実現させたいはずです。
チーミングの取り組みを成功へと導く、4つのポイントをご紹介します。

2-1.わかりやすいビジョンを提示し方針をはっきりさせる

チーミングの取り組みを成功させるには、メンバー全員がイメージしやすく共感できるビジョンを提示し、メンバー全員からチームの方針への理解を得る必要があります。

チーミングはチームワークの構築・最適化を図るもののため、全員が協力して取り組まなければなりません。
達成したい目標を明確にし、連帯感を持ち、全員で協力して取り組みましょう。

2-2.安心して発言できる環境を作る

チーミングの取り組みを成功させるには、最適なチームのあり方を模索する必要があります。
さまざまな意見を出しあって検討・模索していくためには、チームメンバーが率直な意見を交わせる、よい関係性をまず築かなければなりません。

しかし、どうすれば積極的に発言できる関係が構築できるのかと、頭を悩ませる責任者の方もいらっしゃるはずです。
その際は、気軽にコミュニケーションを取れるチャットツールを活用するのもおすすめです。
気軽に連絡が取り合えるツールを取り入れ、仲を深めるのに活用してもらいましょう。

2-3.定期的に振り返りをする

プロジェクトの進行や連帯感について、定期的に振り返りをすることも大切です。
プロジェクトでミスが発生しても、失敗を責めずに分析・検討して次の成功につなげられる体制があれば、気後れせずにミスを報告・共有できるよいチームになるでしょう。
そうした経験を積み話し合いを重ねれば、チームの最適なあり方が見えてくるはずです。

ただし上記のような流れを作るには、やはりチームの信頼関係がしっかりできていなければなりません。
積極的に適度なコミュニケーションを取り、信頼を築こうとする各自の意識が必要です。

2-4.連携できるコミュニケーション能力を身につける

仕事である以上、ほかのチームと連携して動くこともあるでしょう。
ほかのチームと連携する場合も高いパフォーマンスを発揮できるよう、メンバー一人ひとりのコミュニケーション能力を高めておくのが理想的です。

チームの各メンバーに高いコミュニケーション能力があればすぐに円滑な連携が取れるうえ、ほかのチームからさまざまな意見を聞き出し吸収できます。
他者からみた問題点・よくできている点など、客観的な意見を引き出してよりよいチームにできるよう、コミュニケーションを積極的に取れる人材を育てましょう。

チーミングを成功させるためのおすすめツール2選

チーミングを成功させるには、チームメンバーの信頼関係やコミュニケーション能力を築くツール、柔軟な働き方を妨げない勤怠システムも必要となります。
チーミングを成功させるためのおすすめツール、「JANDI」と「VWS勤怠」についてご紹介します。

3-1.JANDI

JANDIは、ビジネスに特化したコミュニケーションツールです。
プロジェクトごとのチャットでコミュニケーションをとったり、データの保存・検索・ダウンロード機能でビジネスのスムーズな進行をサポートできたりと、便利に活用できるでしょう。

またJANDIは、管理者と準会員をあわせて11人までなら、無料で利用できるのもおすすめのポイントです。
プレミアムプランに切り替えれば、zoom連携や開封確認・文書プレビューが可能になります。
エンタープライズプランなら、最大300人までのweb会議が可能・準会員人数が無制限など、便利な機能がさらに盛りだくさんです。

チーミングの成功に不可欠な、円滑なコミュニケーションと信頼関係の構築に200万人以上が利用する人気ツールJANDIを役立てましょう。

詳しくはこちら：JANDI

3-2.VWS勤怠

チームの動きを滑らかにするため、使いやすい勤怠管理システムを導入するのもおすすめです。

「VWS勤怠」は、どこにいてもPCやスマートフォンから簡単に打刻が可能なクラウド型勤怠管理ツールです。
みなし残業対応・自動休憩機能・給与ソフト連携などもでき、よりスムーズでスマートな働き方が可能になるでしょう。
「せっかくチームの動きがよくなってきたのに、運用システムが足かせになって思うように動けない」のような残念な結果にならないよう、あわせて検討してみてください。

詳しくはこちら：VWS勤怠

まとめ

チーミングは、「絶え間なくチームワークの構築と最適化を図り、実践を重ねること」を指す言葉です。
この取り組みが成功すれば、常に高いパフォーマンスを発揮できるでしょう。

チーミングを成功させるには、「わかりやすいビジョンを提示する」「安心して発言できる環境づくり」「定期的な振り返り」「コミュニケーション能力を育てる」の4つのポイントがあります。
この記事の内容を参考に、ぜひ今日からチーミングの取り組みをはじめてみてください。